【高雄観光】時空を超えた秘密基地初公開！西子湾トンネルの”壽山洞”

 

日本の統治時代に南台湾の高雄が戦略要塞地点で

あったことから、高雄に日本軍の戦時中の遺産が

少なからず残っています。

 

そのひとつである”壽山洞”が今回初公開されました！

 

 

 

 

中山大学37周年設立を記念したイベント

「祕境健走，踏浪西灣」のひとつとして

壽山洞が11月11日に公開されました。

 

 

 

国立中山大学につながる入り口である西子湾トンネルの

途中に第二次世界大戦中のアメリカ軍からの爆撃から

身を守るため、防空壕として使われていた場所が

この壽山洞です。

 

 

 

1927年（昭和2年）に日本人海野三次郎が

このトンネルの掘削を開始し、翌1928年に

竣工、壽山洞と名づけられました。

 

 

 

 

当時は2000人を越える人数を収容可能な場所で、

この洞は四方八方、また山上や海辺にまでつながり、

独立した水道電気、浴室や住居まであったそうです。

 

 

 

 

もともとは四方八方にめぐらされた通路の機能上、

秘密作戦指令基地として使われていましたが、

その後、空襲に備える防空壕として使用されるように

なったそうです。

 

 

またその後高雄の港務局がここを事務所として

使用していたということです。

 

 

 

 

 

 

めったにお目にかかれることのない

秘密基地。時空を超えて、2017年に神秘の

ベールを脱ぎました！

 

 

 

 

壽山洞のトンネルの中には、

求學回憶と題されたアートが展示されています。

 

 

 

 

 

イベントは11月30日まで続きます。

 

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